2022年09月27日 17時00分
メキシコ南東部でヨーロッパ人の入植前に栄えたマヤ文明の複数の都市が、周辺環境を水銀で汚染していたことが新たな研究で判明しました。中には現代の基準を超えるレベルで水銀汚染が進んだ都市もあったほか、当時の支配者が慢性水銀中毒になっていたことを示唆する証拠も見つかっているとのことです。
Frontiers | Environmental legacy of pre-Columbian Maya mercury
https://doi.org/10.3389/fenvs.2022.986119Ancient Maya cities were dangerously contaminated with mercury – Science & research news | Frontiers
https://blog.frontiersin.org/2022/09/23/frontiers-environmental-science-maya-cities-polluted-with-ancient-mercury/Ancient Maya Cities Appear to Have Been Riddled With Mercury Pollution : ScienceAlert
https://www.sciencealert.com/ancient-maya-cities-appear-to-have-been-riddled-with-mercury-pollution
重金属による環境汚染といえば、工業化が進んだ現代社会において生じるイメージが強いかもしれません。ところが、オーストラリアカトリック大学の地質考古学者であるダンカン・クック氏らの研究チームが、マヤ文明古典期(250年~950年頃)の遺跡10カ所の土壌を分析した過去の研究データを調べたところ、7カ所の遺跡で水銀による環境汚染が確認されました。遺跡の1つでは現代の基準を超える毒性レベルの水銀が確認され、かなり深刻な汚染が発生していたこともわかりました。
マヤ文明とヨーロッパ人が接触したのは16世紀前半のことであり、今回の研究対象となった遺跡はいずれも12世紀までには衰退していたため、水銀汚染は西洋文明の影響を受けたものではありません。しかし、水銀は古くから世界中で使用されてきた金属であり、中でも「辰砂(しんしゃ、シナバー)」と呼ばれる硫化水銀(II)からなる鉱物は、マヤ文明を含むさまざまな文明で赤色(朱色)の顔料として用いられてきました。
実際にマヤ文明の遺跡からは、水銀を含む塗料や粉末で着色された遺物が見つかっています。論文の共著者であるシンシナティ大学のニコラス・ダニング教授は、「血」には魂の力が宿っていると考えたマヤ文明にとって、辰砂の鮮やかな赤色は貴重で神聖なものだったと指摘。しかし、当時の人々は水銀が致命的な毒性を持っているとは知らなかったため、庭園や床などを通じて水銀が土壌に流出してしまったとみられています。
石灰岩の豊富なマヤ地域では水銀がほとんど採取できませんが、マヤ文明は交易によってマヤ地域の端にある鉱床から採掘された水銀を入手していたと推測されています。これらの鉱床では紀元前に栄えたオルメカ文明時代から水銀の採掘が行われており、西暦300年頃のマヤ文明では装飾品の着色や埋葬時に水銀が用いられていたとのこと。
https://gigazine.net/news/20220927-ancient-maya-cities-mercury-pollution/
うんこは猛毒で環境汚染するって知らん人わりと多いよな
バキュームカーから直でうんこを畑に撒いてる国が隣りにあってだな
それだと畑をよくかき回して発酵させないと駄目だから逆に面倒くさいんだがな
数十年くらい前までは日本でもレンコン農家がやってたよ
バキュームカーからの畑直播き
あれは汚染は大丈夫だったのかな
鉄を殆ど使わなかっただけで
金属使ってなかったわけではない
朱が含まれたし
平和呆けの元祖でしょ
安全保障を怠った間抜けたち
始皇帝も水銀中毒説あるし
お勉強してから書こうね
捨てられた都市は水に水銀が混じったからだと少し前に読んだ気がする
元スレ:https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1664516387
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