僕(36)、人生がこれ以上良くならないことを悟り「無」へ

「諸行無常」と「諸法無我」は、仏教における重要な概念です。それぞれの意味を簡単に説明します。

1. **諸行無常（しょぎょうむじょう）**:
– これは「すべての行（ぎょう）は無常である」という意味です。つまり、この世の中のすべてのものや出来事は常に変化し、永遠に続くものはないという考え方です。時間の流れとともに、物質的なものや感情、状況などすべてが変わり続けることを示しています。

2. **諸法無我（しょほうむが）**:
– これは「すべての法（ほう）は無我である」という意味です。つまり、この世の中のすべてのものには「我」（じぶん）が存在しない、つまり独立した自己や不変の実体は存在しないという考え方です。すべてのものは相互に依存し合って存在しており、固定的な自己というものは存在しないという意味です。

これらの概念は、仏教の根本的な教えである「三法印」の一部であり、現実の無常さや自我の錯覚を理解し、執着を手放すことが重要であると説いています。

その気付くまでの期間が伸びることは幸せだと思う