その1 정시모집(定時募集、チョンシ)
大学修学能力試験(スヌン)の点数を基準に合否を判定する制度。
基本的にはスヌンの配点が100%の大学が多いが、ソウル大(スヌン80%、内申点20%)をはじめとする一部難関校では高校の内申点も考慮される。また芸術・体育・教育・医療系学科などでは面接や実技試験が実施されることもある。
各大学の学科ごとにグループA,B,Cと振り分けられており、各グループから1校ずつしか出願できない。つまりチョンシで出願/併願できるのは最大で3校(学科)までである。
日本で言えば推薦入試に近く、チョンシよりも早い時期の9-11月ごろにかけて行われる。
1.総合選抜方式
2.教科選抜方式
3.論述選抜方式
の3方式が中心で、その他に地域選抜、障がい者、低所得者、特殊技能者向けの方式なども存在する。2025年のスシ合格者に占める各方式別の割合は総合方式が約25%、教科方式が約45%、論述方式が約10%となっている。各方式の具体的な説明は後述する。
スシにはチョンシのような大学/学科のグループ分けはないが、出願できるのは最大6校(学科)までとなっている。チョンシとスシを合わせて9校/学科が韓国の大学受験における最大併願数である。ただしスシ合格した場合はチョンシへの出願は不可能となる。
2025年の大学入学者のうち約78%がスシを利用して合格しており、特に地方の私立大学や専門大学では90%を超えるところも多い。一方、政府が指定した「ソウル主要16大学」ではチョンシの比率が40%以上となっている。
浪人したら受験と徴兵で貴重な10,20代数年潰されるんか
もうそれがある意味当たり前やからしゃーない
浪人してでもいい大学に入ったほうがいいっていう風潮や
9月上旬…スシ出願
10〜11月…スシ面接・論述試験など実施
11月中旬…スヌン(大学修学能力試験)実施
12月中旬…スシ合格発表
12月末〜1月初旬…チョンシ出願
1月〜2月…チョンシ合格発表(一部学科は面接や実技試験実施)
韓国の高校における評定(=内申)は1-9の等級によって評価され、国語・英語・数学の主要3教科は相対評価、社会・科学とその他の教科は絶対評価(基準点)で決定される。
相対評価の教科では、例えば学年全体の上位4%以内であれば1等級、11%以内なら2等級、23%以内なら3等級…となり、この基準は全国一律で学校による違いはない。
そして全教科の等級が各教科の単位数と学年ごとの比重(1年20%、2年40%、3年40%)によって加重平均され、全体の内申点が確定する。
草
日本の共通テストのように全国で一斉に行われる試験。チョンシのメインであり、スシでも一部で採用されている。
国語、数学、英語、探求2科目、韓国史の6科目が基本であり、英語と韓国史は絶対評価、その他の科目は相対評価で採点され、科目ごとに等級(内申と同じ百分率)も算定される。
韓国史のみ全ての大学で受験を義務付けられているが、難易度は低く合計点に加算されない大学も多いため「足切り」的性格が強い。
ただし日本のように社会2科目、理科1科目など異なる系列の科目を選択することはできない。つまり文系は社会科目のみ、理系は科学科目のみを選択する。
また科目の組み合わせ(おもに高難易度の科目)によっては加算点を設定している大学もあり、大学や学科によっては1科目のみで受験できることもある。
ありがとうやで
このような変更の理由は「加熱する英語の私教育競争を緩和するため」とされており、言い換えれば「英語で差をつけにくくした」措置でもある。
誰や?
内申点に加え、課外活動記録(研究・ボランティア・読書・発表会・各種大会など)、推薦書、面接など複数の材料により総合的に人物を評価する方式。
韓国全体ではスシの中で教科方式の比率が最も高いが、ソウルの難関大では総合方式のほうが高い。特にSKY(最難関3校)では教科方式と論述方式がほぼ存在しないため、スシで受験するなら総合方式の一択となっている。
内申点の基準は教科方式に比べると多少緩く、出身高校のレベルもある程度考慮される。
課外活動は主体性、内容の一貫性、志望する学科との関連性などが求められ、「総合方式での受験は自己プロデュース力が大事だ」とも表現される。日本に例えるなら大学受験よりも就職活動に近い。
一方で首都圏と地方の格差、親の経済力・受験への理解による格差が大きい方式であるとの批判もある。
地方ではそもそも弁論大会や発表会、外部フォーラムなど課外活動の機会自体が少なく、首都圏の名門高校では総合方式に対する手厚い指導体制が整っているのに対し、地方では高校側がそもそも受験方式をよく理解していないというケースも多い。
総合方式対策に特化した私塾もあるが月30~80万ウォンと学費が高く、貧困家庭では通学も難しい。
大学側の選考過程の不透明性を指摘する声もあり、「公平な競争」を重視する層からは最もやり玉に挙げられることの多い方式でもある。
いやみんな熱心に読んでると思うで
内申点を中心に評価する方式。内申点100%で判定する大学が多いが、一部学科などでは補助的に面接や小論文試験が行われることもある。
首都圏の中堅以下の大学や地方の大学ではこの方式が中心であり、スシ全体に占める割合も最も高い。
日本の指定校推薦との違いは学校による推薦ではなく「公募」であり、内申点の高い受験生から機械的に合格していくという点である。
例えば評定平均が1.8の生徒と1.9の生徒では前者のほうが評価は高く、出身高校の違いも考慮されない。そして教科方式に対する批判もまさにこの点に集中しており、「名門高校と普通の高校とでは同じ評定でも難易度が全く違う」というものである。
そのためか難関大学ほどこの方式の採用率は低い傾向にあり、SKYではほぼ全く採用されていない。
SKY未満のソウルの難関大学で採用されている方式で、実施されている大学は限定的である。募集人数自体も小数だが倍率は10~50倍程度と非常に高い。
学科に応じた科目の記述式試験であり、各大学が独自に作成した試験である点など、日本の国立大学の二次試験に近い。一部ではスヌンの最低基準点(国・数・英が2等級以上など)が設定されている大学もある。
設問のレベルが非常に高く高度な記述対策が要求されるため、論述方式専門の塾に通う必要があるなど私教育依存への批判もあり、実施されている大学・学科は減少傾向にある。
ヤバインゴね…
日本の比じゃないレベルの学歴戦争や
推薦が増えまくった日本のほうが露骨に体験格差とか出てよくないと思う
学力試験一本勝負のほうが公平に思う
推薦は韓国のほうが多いで
韓国全体でスシ(推薦)78%、チョンシ(一般)22%やから
まだみんな読んでる途中やと思うけど、質問やわからないことがあれば気軽にどうぞやで!
スヌンのことかな?
超難問みたいなのもあったんだけど、近年はそういうのは廃止されつつある
「探求」は日本で言えば社会と理科のことやで!
社会なら韓国史・世界史・倫理とか
理科(=韓国では科学という)なら物理・化学・生物とか
各科目の中から好きな2科目を選択するんや
ただし文系は社会、理系は科学しか選択できない
浪人生多いって言ってたけど浪人ってあまりにも狭き門やない?
狭き門どころかソウルだと入学者の34%くらい浪人生なんですよ
むしろ浪人生が強すぎて現役生がチョンシで合格するのがクッソむずい
水原大とかかな
首都圏のマイナー大学くらいのレベル
ちなワイのざっくりした計算だと、それぞれが1学年全体の上位何%に入るかはこんな感じ
SKY 3%
西成漢+梨花 6%
中慶外市 10%
建東弘 13%
国崇世檀 18%
↑ここまでソウルの大学
地拠国 28%
つまりソウルの有名大学なら上位2割くらいってことや
日本で言う二次試験がないってことやろ?それに近いのはスシの論述方式やな
ただ韓国人の感覚から言わせてもらえば「日本ってなんでわざわざ2回もテストやるの?」て感じや
そういうのはないんよ。韓国は原則大学個別の試験はなくてみんな同じテストやから
共通テスト一発勝負みたいなもん
大学個別の問題があるのは論述方式だけなんだけど、SKYのうちソウル大と高麗大はやってない。延世大はごく一部で実施してる
日本の歯学部行くのコスパいいみたいなの聞いたことあるけどどうなん?
色々勘違いしてることも多いと思う






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