【感動】福祉の大学に通っている女の子が伝えたいこと

「病名はまだ言いたくありません
　近いうちに私は「声」を失います」
「だからそうなる前に伝えたいことがあります」

山本栞奈さん、25歳。
一人暮らしをしながら福祉を学ぶために大学に通っています。

寝たきりの栞奈さんのケアをしているのは訪問看護士とヘルパーだけ。
栞奈さんには、介助してくれる家族はいません。

（栞奈さん）
「世間一般でいうお父さんお母さんがいて
　当たり前に「いってらっしゃい」と「おかえり」を言ってくれる
　それだけが欲しかった」

ある事情により5歳から高校を卒業するまで県内の児童養護施設で育ちました。

大学生になったいまも、頼れる親や親戚はおらず障害を抱えながら1人で生活をしています。

手術が終わったら、再び大学に通いたいと話します。

「将来社会福祉士を取りたいなって思っています」

栞奈さんは、来月、生きるために「声」を失います。
でもそれは、夢を叶えたいと願うからです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/bbd6304dcaf79b9cc95a0de0238b18ffa26d1e0d